江谷:とても興味深いお話ですね。オーラソーマシステムRの創始者ヴィッキー・ウォールも、夢というか、瞑想の中でヴィジョンを受け取り、オーラソーマが誕生しました。ですから、オーラソーマの方たちは、あなたの話を理解するでしょう。そういった別のリアリティが存在するということも。ですから、その体験がどのように起こったのか、とても興味があります。
サハジ:ヴィッキー・ウォールが体験したことは、非常にリアルだったということはわかります。そして、私に起こったことも非常にリアルだったのです。
私たちは、物質的な肉体の世界に生きていますが、同時に別のレベル、サトルボディの世界でも人生を体験します。私は、このような体験ができたことを幸運に感じています。
ところで、彼女と私は過去世において、古くからのつながりがありました。それは、ずいぶん後になってから彼女が教えてくれました。彼女が私にコンタクトした理由は、私の熱意、意図が非常に強かったからだということです。また、私は彼女のメッセージに耳を傾けることができたということもあるのでしょう。
私は若い頃から、物事がどういう構造になっているのかを知りたいと思っていました。実際に体験したことを考察し、真理を求め、気づきを求めていました。そうすることで別のレベルの理解に導かれたのです。そして、意識について、悟りについて、ヒーリングについても知りたいと思っていました。その中でも、クリスタルには強く引きつけられていたのです。ですから、私はすでにクリスタルとのつながりを持っていました。
さらに、彼女は次のようにも言いました。
「あなたが、なにかを体験したとき、あなたはその経験に注意を払います。例えば、クリスタルを見て感じたこと。または瞑想的な体験。多くの人々は、その中でさまざまな経験をしますが、単に想像に過ぎないと思ってやり過ごしてしまいます。そうすると、せっかくの経験は身にならないのです。
けれども、あなたは私の言葉に耳を傾け、私との間に起きた経験をリアリティとして受け入れました。あなたはバリア(障壁)を乗り越えたのです。そして、その経験をリアルなものだと認識し、受け入れました」
彼女との出会いは、別次元の人生を生きるようなもので、人生は目に見える日常よりもはるかに複雑なものだということがわかってきています。人生は、朝起きて、歯を磨き、朝食を摂って仕事にでかけることだけではありません。人生とは、それ以上のものなのです。
江谷:エオラに出会う以前、あなたにはスピリチュアルなバックグラウンドはあったのですか?
サハジ:私は17歳から瞑想をしていましたし、瞑想をするのにクリスタルも使っていました。私たちはこの地球に住んでおり、貴石やクリスタルは、私たちの住まう、この大地の中から出てくるものです。
そして、どのように人生を生きるか。どのように身体が機能し、ヒーリングされるのか。クリスタルと私たち・・・それらの間には、関係があると思います。
地球には数えきれないほど、たくさんのクリスタルが存在します。私はクリスタルに触れたり、身体に近づけると、そのエネルギーを感じることができます。ですが、若い頃はクリスタルのエネルギーについて、それほどの理解はありませんでした。経験を積んでいくうちに、単にフィーリングだけのものではないということ、とてもリアルなものであること、私たちの住まう大地の中に存在し、私たちを取り巻いている存在であるということがわかりました。
クリスタルのエネルギーは、私たちの身体の中にも存在します。それは、大地にあるすべてのもの、鉱物や金属などの大地の要素は、身体の一部として含まれているからです。大地の要素が、私たちが住む物質的な世界をサポートしています。地球の進化をサポートし、私たちの日常生活やテクノロジーで必要とする物質を提供し、そして、ヒーリングとしても・・・その他のたくさんの物事をサポートしているのです。
大地にあるすべてのものを、科学などで変容させて利用しています。クリスタルヒーリングでは、じかにクリスタルとワークをして、そのものをそのまま使っていきます。ですので、そこには非常に深いつながりがあるといえるでしょう。
ところで、オーラソーマでは、ヴィッキーはエネルギーがさまざまなレベルで存在していることを知っていました。クリスタルのエネルギーは、その中でも非常に重要な一部なのです。